TOMO's BLOG

アラサー女の美容と健康と好きなこと

念願のゴールデンハムスターをお迎えするにあたって準備したこと

幼いころに捨て猫を拾ってきて飼うにいたった私だが、その子が病死してから我が家は絶大なペットロスに陥った。

母は毎日泣いて過ごし、父も言葉数が少なくなり、私はただその病気を調べ続けて生活した。

私はなんとしても、その病気のことを調べつくして、次にもし猫を飼えるときがあれば同じ不幸に合わせないようにしたかった。

父は「もう動物は飼わない」と言った。

 

そんなセンチメンタルな事情もあったが…

私も大人になり、母からの後方支援もあり、今回父を説得してハムスターを飼えることになった。

 

嬉しい…(´;ω;`)

爬虫類哺乳類鳥類問わず、動物が大好きな私にはこれ以上ないくらい嬉しい出来事だった。

 

さて、ハムスターをお迎えすることは決まったものの、一つ目の問題が浮き出てきた。

 

どの種類のハムスターを選べばいいのか

 

ハムスターにはゴールデン、ジャンガリアン、ロボロフスキーなど、様々な種類がいる。

名前は知っていた。だけど、どう違うのかが分からない。

今回もGoogle先生のお力を借りて、調べに調べて選び抜いた結果、どうやら「ゴールデンハムスター」が良いようだ。

他のハムスターより一回り体が大きくて、病院でも診察しやすく、他のハムスターたちと比べると性格が穏やかで人慣れしやすいとのこと。

さらにゴールデンハムスターは、ほぼほぼトイレの場所を本能的に覚えるらしい。

改良されたカラーハムスター(グレーや黒など)や長毛種もいるが、長毛種は毛並みのお手入れが必要らしく、今回はノーマルなタイプを…と、実際にペットショップへ行って選ぶことにした。

 

飼う前に必要なこと

 

ノーマルなゴールデンハムスターを選ぶことは決まったが、実際にお迎えする前に、住む環境を整えなければならない。

ハムスターは「人間になつかない生き物」で、なついたように見えても、それは「人慣れ」しているだけらしい。

そもそも人に触られることにストレスを感じる生き物だというから、家にお迎えしたらすぐにケージに入れてあげられるように、事前に環境を整えておくべきだと思った。

 

まず揃えようと思ったのは、

  1. ゴールデンハムスター向きの大きめのケージ
  2. 餌入れ
  3. ハウス
  4. 低アレルギーの紙製の床材
  5. 給水ボトル

以上の5点である。

トイレトイレの砂の3点は、実際にペットショップで使っているものを購入しようと思い、まずはこの5点を揃えることになった。

 

まずケージについては、出来れば60cm程度の幅がある大きめのものが良いらしい。

やはり他のハムスターに比べて一回り大きい体をしているから、その分ケージも大きくする必要がある。

さらに材質はガラス・アクリル・プラスチック・金網と様々なタイプがあるが、ネットで調べたところ、ガラスの水槽がオススメらしいことが分かった。

近くのホームセンターでも購入できるが「ハムスターをお迎えする時にあわせて購入してもいいかな」と思い、最寄りのペットショップP2へと電話をしてみた。

 

「ハムスター用のケージを買いたいのですが…ガラス製のものはありますか?」

「ガラス製ですか?」

「金網だと、噛んで歯の不整合が起きたり、足を挟んで怪我したりするんですよね?」

 

確か上記のようなやりとりだったと思う。

調べた中では、金網製のものはよじ登って降りる時に足を挟んで骨折したり、金網を噛んで歯の不整合がおきる、と書いてあった。

その点、ガラス製なら他の素材と比べて傷もつかないし、かじれないし、保温性も高い。

足を引っ掛けて怪我をすることもない。

満を持して電話にのぞんだのだが、P2の店員さんの返答は私の予想しないものだった。

 

「ありますが…オススメしません

「え?」

「夏場は暑いので、通気性の悪い水槽タイプのものはオススメしません」

 

店員さんの話では「常に冷房を入れられる環境にない限り、夏場の水槽タイプのケージはオススメできない」との事だった。

 

言われてみれば、確かに…

 

どうしたものかと頭を抱えたが、とりあえず冬場になったらガラス製のケージを検討することにして、その日は夏場にオススメの金網のケージを購入した。

しかし、後日さらに調べてみると、ガラス製でも側面に空気穴のあるケージなども存在することが分かった。

金網やプラスチックのものより高額になるが、これからハムスターを飼ってみようと思われた方には、そちらもぜひ検討して頂きたい。

 

結局、私がその日のうちに揃えたのはこんなものである。


f:id:mailaddress04:20180705232328j:image

 

通気性のいい、側面金網タイプ。(前後面はプラスチック)

初めてで落ち着かないかもしれないから、隠れられるようにハウスが2つ。

画像には写っていないが、餌入れと給水ボトル、かじり木に回し車、紙製の床材に、なんとなくヘチマトンネルも購入した。


f:id:mailaddress04:20180705232336j:image
f:id:mailaddress04:20180705232348j:image

 

餌入れは1階のハウスの上に設置スペースがある。


f:id:mailaddress04:20180705232349j:image

 

本来、ハムスターのケージに高さは必要ない。

それどころか、高さのあるケージを選ぶと目の悪いハムスターは、落下して怪我をする可能性があるらしい。

しかし、今回お迎えするのはゴールデンハムスター

大きくなるし、運動量も増えるし…と、苦渋の決断で2階建てロフト付のものにした。


f:id:mailaddress04:20180705232350j:image

3階(ロフト)部分は、こちらから扉を開けられるようになっている。


木製の床材には注意!

 

床材は紙製のもの、と何度か繰り返したが、それはハムスターのアレルギーによるものだ。

木製の中でも「針葉樹はアレルギーが起きやすい」「広葉樹は起きにくい」など、色々あるようだが、無難なのはやはり「紙製」との事だった。

こちらは今回お世話になったペットショップ店員さんも同意見で、それが功を奏したのかは分からないが、最終的には店員さんに安心してハムスターを譲って頂けたと思う。

 

それから、基本的にペットショップでハムスターをお迎えする際には、その時ケージに入れていた床材もつけてくれるらしい。

縄張り意識の強いハムスターにとって、自分の匂いのついた床材があれば少しは安心できるのではないか、とありがたく頂いた。

更に、聞いてみた方もいるかもしれないが、店員さんへとお願いすれば「使用したトイレの砂」も分けてもらえる。

これがあれば、トイレの場所を覚えやすくなるとの事だったので、そちらもお願いして快く分けて頂いた。

 

こうして無事に我が家にハムスターをお迎えすることになったのだが…

実際にペットショップへ行ってみた時の様子や、ケージを使用した際の注意点などは、改めて記事にさせて頂きたいと思う。

 

ただ、とにかく、ハムスターをお迎えする前とした後では、生活が大きく異なってきた。

一番に言えることは、やっぱりハムスターをお迎えしてよかった、ということだ。

別に何かしら生活に支障があったわけではないが、お迎えしてから、私は確実に幸せになった。

やはらかくて、温かくて、かわいい生き物がいる生活は、それだけで素敵なものである。

 

このままこの子が、強く健やかに長生きしてくれますように。