「ぐでたま」とは、
先日より始めた当ブログ。
アクセス数や検索ワードを見てみると、どうやら皆さま「マックフルーリーぐでたま味」を見に来てくださっているご様子。
数年来のファンとして、食べてきたんです。
ただ、「数年来のファン」と豪語しておきながら、
問題となったその味の、正解には至りませんでした…
まだ味をご存知ない方は、ぜひ一度食べていただきたい。
あえて、此処で味は語るまい…ただ、とにかく甘くて幸せな味がしました…
そんなふわっとした事しか語れない私でも、今回このブログを通じて感じたことがあります。
それが、冒頭の一文。
当ブログへ足を運んでくださる方々の、
検索ワードや閲覧ページが圧倒的に「マックフルーリーぐでたま味」である、ということ。
「ぐでたま人気すごくね?」
「さすがぐでたま!」
「(やらないけど)やればできる子!」
と、我が子のように得意になっているのが、この私である。
あまりにも嬉しかったので、今回は私が長年愛してやまない「ぐでたま」について語ってみたいと思う。
「ぐでたま」を知らない方も、今回の記事をきっかけに興味を持って頂ければ嬉しい限りである。
まずは、ぐでたまのプロフィールを見てみよう。
ぐでたま 2013年生まれ
ゆでるもよし 焼くもよし 生のままでもよし。
いろんな調理法があるけれど、ぐでぐでやる気のないたまごなのだ。
あなたの食べようとしているそのたまごも、ぐでぐでしているかも !?
これがあのサンリオのキャラクターである。
文章はサンリオ公式サイトから引用させて頂いた。
もう愛しい…愛しくて震える…
震えるのは勝手だろうが、これでは何の魅力も伝わらないかもしれないので、
詳しく語っていきたい。
先ほども述べたとおり、「ぐでたま」とは「サンリオ」のキャラクターである。
「サンリオ」といえば、「ハローキティ」を筆頭に「マイメロディ」「ポムポムプリン」「シナモロール」など、世代によって思い浮かべるキャラクターは様々だろうが、誰しもが何らかのキャラクターを思い浮かべることが出来るほど、キャラクター開発に力を入れている。
今でこそ「サンリオ」も多くのシュールキャラを輩出してはいるが、
昔は「夢」があり「ファンシー」で「かわいい」キャラクターが多かった。
私も昔は他の子どもと同じように、サンリオキャラクターが好きだったのだ。
しかし、残念なことに、歳を重ねるにつれて、その距離は離れていったように思う。
そして大人になり、新しいサンリオキャラクターを目にしても
「見たことはあるけど名前が分からない」
そんなことが増えていった。
そんな中、唐突に訪れた、
「ぐでたま」との出会い。
あれは仕事の休憩時間に、セブン-イレブンへ行ったときだった。
黄色くて、鳥のような、謎のキャラクターが描かれた「わたがし」を見つけた。
最初は正直、何なのかよく分からなかった。
よく分からないが、久しぶりにわたがしを売っているのを見て買ってみた。
ただ甘いモノが好きなだけ。そのキャラクターのことなど知らなかった。
が、分からないと逆に気になる性分の私である。
調べてみた。
「ぐでたま」という、やけに現実的で、絶望感をもっていて、あまりにもやる気がない、そんなキャラクターである事がわかった。
でも可愛い。
妙にスレているのに、ビジュアルはゆるくて可愛いのである。
そのギャップにやられた。
デザイナーからすれば「計画通り…」な展開であったはずだ。
後に調べて分かったことだが、「ぐでたま」は、デザイナーのAmyさんが、家で卵かけごはんを作っている時に思いついたキャラなのだそう。
ごはんの上の卵の姿が「やる気なさそう」で「目を合わせない」感じに見えたのだとか。
そして、更にその姿を「不景気なご時世に絶望している、優秀なのに頑張らない"さとり世代"」に重ね合わせた。
なるほど、言われてみれば…
私は「ゆとり」と言われてきた世代だが、私たちの後継である「さとり」世代にも似たものを感じる。
とにかく、私はあっという間に 「ぐでたま」の虜になった。
「どーせ食べるんでしょ?」とか「あーもーだりー」とか、あのビジュアルと可愛い声とのギャップにやられたのだった。
もし、この記事をお読みいただいて、興味のわかれた方がいらっしゃれば、
ぜひ公式ホームページやツイッターなどで、その姿をご覧いただきたい。
忙しい現代社会で、ふっと辛いことを忘れさせてくれるような、
心のどこかで自身と重ねあわせ、安らぎを感じるような、
そんな心地よさも、「ぐでたま」の魅力のひとつなのかもしれない。
ちなみに、ぐでたまはこの度めでたく5周年を迎えることとなった。
西武池袋本店で開催のイベントについても、別の記事で紹介させて頂きたい。